2004 『ユーザーの賢いIT投資動向と ERP市場の実態』
企業アプリケーション・システムの導入状況に関する調査
〜ユーザーアンケート調査報告書〜
 ■ 紹 介
タイトル: 2004『ユーザーの賢いIT投資動向と ERP市場の実態』 企業アプリケーション・システムの導入状況に関する調査
資料NO.: ERP-8005-0
著者: ERP研究推進フォーラム・情報サービスグループ/日経BPコンサルティング
発行: ERP研究推進フォーラム
発行日: 平成16年5月(初版)(286頁)
販売価格: 一般価格 60,000円(税込)
会員特別価格 30,000円(税込)
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ERP研究推進フォーラム
【担当】高橋 和久
【電話】03-5787-8103
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購入申込: こちらから購入申込みができます。
備考: 調査設計:ERP研究推進フォーラム/日経BPコンサルティング
調査実査:日経BPコンサルティング
 ■ 調査概要
・調査目的:国内企業におけるERPを中心としたアプリケーション・システムの導入状況を調査
 
・調査項目:IT投資効果評価の実態、企業アプリケーション・システムの構築とERPへの取り組み、周辺アプリケーションの導入状況、ERPに対する期待度と満足度、ERPと企業アプリケーションの連携、ERP導入・運用におけるパートナー(SIer)の関わりなど。

2004年度の重点調査項目
(1)「IT投資効果評価」の実態
(2)ユーザー企業の主要IT投資分野への注力動向
(3)業務分野ごとのERPパッケージ利用、現状と将来
(4)ERP導入ユーザーの「期待度、満足度」と満足度向上の決め手
(5)ERP導入や運用におけるパートナーの役割

 
・調査対象:  
(単位:社)
  大企業
(1000人以上)
中堅企業A
(300人以上1000人未満)
中堅企業B
(300人未満)
合計
製造・建設  550 600 100 1250


流通 183 200 34 417
金融 183 200 34 417
サービス業その他 184 200 32 416
合計 1100 1200 200 2500
注)サービス業その他=不動産、電気・ガス、運輸、その他サービス
 
・調査方法:郵送法(アンケート調査)
 
・回収状況:発送数:2500件,有効回答数:621件,回収率:24.8%
 
・回答者
●業種 製造・建設:55.3%(58.4%)  注) ( )内は前回2003年調査の数字
流通:13.4%(18.1%)
金融:13.2%(6.2%)
サービス業その他:18.2%(17.3%)
※なお集計で「非製造」とあるのは、前記の流通、金融、サービス業その他の合計です。
●売上高 1000億円以上:31.3%(29.2%)
300億円以上1000億円未満:37.4%(36.6%)
300億円未満:31.4%(34.1%)
●従業員数   1000人以上:52.3%(47.7%)
300人以上1000人未満:43.4%(43.2%)
300人未満:4.3%(9.1%)
 
・調査期間:2004年1月25日〜3月5日
 
・調査機関:
●調査設計: ERP研究推進フォーラム・情報サービスグループ
日経BPコンサルティング
●調査実査: 日経BPコンサルティング
 
■ 目 次
目次
はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ I
調査概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・II


調査結果要約・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

調査結果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
 経営課題と情報システムの課題
  問1 ●経営課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16
  問2 ●情報システムの課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
 IT投資効果評価
  問3 ●IT投資効果評価に対する取り組み状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
  問4 ●IT投資分野別の注力度(2004年度と2006年度比較)・・・・・・・・・・・・・・・28
 企業アプリケーション・システムとERPへの取り組み
  問5 ●システム化への取り組み(業務パッケージの利用状況)・・・・・・・・・・・・・65
  問6 ●ERPに対する認知度/導入状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・89
  問7 ●ERP導入に向けての課題/中止した理由・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・92
  問8 ●ERP導入時のBPR(業務プロセス改革)との関係・・・・・・・・・・・・・・・・・98
  問9 ●ERP導入に対する期待度と満足度・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・103
  問10●ERPに対する投資額と内訳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・178
  問11●導入した/導入予定のERPパッケージと選択理由 ・・・・・・・・・・・・・・・183
  問12●ERP導入にあたってパートナー(SIベンダー)を起用した場合の選択理由・・・・・200
  問13●ERP運用に対する問題/不安 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・202
  問14●ERP運用・保守の外部委託についての現状と将来(2年後) ・・・・・・・・・・・205
  問15●ERPの統合とデータ連携・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・209
  問16●ERPとEC/EDIアプリケーションとの統合(データ連携)状況・・・・・・・・・・・218
  問17●SCM(サプライチェーン管理)に対する認知度/導入状況 ・・・・・・・・・・・・223
  問18●CRM(SFA,CTIを含む)に対する認知度/導入状況 ・・・・・・・・・・・・・・・229
  問19●その他企業アプリケーション・システムの認知度/導入状況・・・・・・・・・・235
     注)EC、EDIソフト、DWH、KM、PDM/PLM、連結経営管理システムなど
  問20●企業アプリケーション・システムが対応すべき課題 ・・・・・・・・・・・・・242
  問21●パートナーとの情報共有やコラボレーションの必要性 ・・・・・・・・・・・・248
     注)「自社からの情報開示/提供」および「パートナーからの入手」の2つの角度から

回答企業のプロフィール(フェイスシート) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・269
  F1●業種 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・270
  F2●生産形態 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・271
  F3●年間売上高 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・272
  F4●従業員数 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・273
  F5●上場の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・274

調査票見本 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・275
■ 要 旨
◎中堅・中小規模企業と製造・建設でのERP導入が進展
◎ERP投資額3億円未満が倍増、パートナーが頼りに
◎IT投資効果評価の仕組み未整備、情報不足が最大の要因
◎IT投資筆頭は「セキュリティ」、「情報共有・活用系」にも注力
◎ERPパッケージの利用に期待、SCM/CRMは高い伸び
◎回答企業の55.3%が製造・建設、年商100億〜1000億円が6割
◎ITアウトソーシング、目標値設定の有無で満足度に大差
◎SAP30.1%で首位守るも6P減、Oracle15.8%で微増
◎バージョンアップと運用費用が問題
◎既存システムとの連携が50%、SCM/DWHとの連携も進展
◎ネットのブロードバンド化追い風に、EC関連アプリの導入進む
◎企業間システム連携では「情報共有化」が鍵


■ 中堅・中小規模企業と製造・建設でのERP導入が進展

 ERP導入企業は、「導入済みで現在利用している」(15.3%)と「利用範囲を拡大しようとしている」(4.5%)とを合わせて19.8%だった。前回の2003年調査に比べて1.3%減だったが、今回はERP導入比率の低い「金融」の回答率が前回の6.2%から13.2%となったことと、ERP導入比率が高めの「流通」の回答率が18.1%から13.4%と減ったことが影響しており、全体では前年水準の導入率と言える。むしろ特徴的なのは、売上高別で見てみると中堅企業と小規模企業での導入比率が軒並み高まっている点。「300億円以上1000億円未満」では昨年の19.1%から21.0%と1.9ポイント増に、また「100億円未満」でも13.0%が導入済みという結果だった。中堅・中小規模企業への導入が確実に進展していることが伺える。業種別では、「製造・建設」が前回の16.2%から18.4%と2.2%アップしたのも特徴だ。




■ IT投資筆頭は「セキュリティ」、「情報共有・活用系」にも注力

(1)IT分野における注力度の回答に重み付け(「拡大」3ポイント、「現状維持/横ばい」1ポイント、「縮小」マイナス3ポイント)した合計値を有効回答数(無回答を除外)で除した値を注力度指数としてプロットし、2004年度から2006年度にかけての注力度の動向を図に示した。斜線より上に位置するものは、今後の注力度が高いものである。

(2)特徴は、「セキュリティ」が2004年度、2006年度のいずれの注力度とも群を抜いて高く(A領域)、逆に「レガシー(既存)システム」はいずれの年度も低かった(F領域)。今後の注力度が高くなるものとしては、「情報共有・活用系」、「EC関連」、「データ分析・活用系」のC領域があり、「CRM関連」、「SCM関連」、「連結経営管理システム」のD領域、さらに「PDM/PLM」、「ERP」が続く。「ERP」は全体ではそれほど注力度が高い領域には位置していないが、SCM、CRMなど他の分野との連携機能の導入に注力がシフトしていくという背景がある。「インフラ」に対する注力度は比較的高いが、今後は若干鈍化する。2003年調査との比較では、「情報共有・活用系」の今後(2006年度)の注力度がアップしており「セキュリティ」に次いで高いという結果となった。



■ ERP投資額3億円未満が倍増、パートナーが頼りに

(1)ERP導入済み企業の投資規模で回答率が最も高かったのは1億円未満で29.5%。次いで、3億円以上10億円未満23.1%、10億円以上30億円未満19.2%と続く。前回調査で回答率が最も高かったのは3億円以上10億円未満の38.9%で、1億円未満は11.1%に過ぎなかった。3億円未満で比較すると、前回が22.2%だったのに対して今回は47.4%と倍増し全体のほぼ半分を占めた。設問6での売上高別のERP導入率の結果を併せて勘案すると、中小規模企業でのERP導入が着実に進行していることが裏付けられた格好だ。

(2)投資対象はパッケージ本体の購入費28.5%、アドオンや機能追加・連携27.3%で半分を占める。前回と同じ傾向だ。今回初めて聞いた投資仕向け先別ではパートナー(SIベンダー)への支払いが36.0%で最も多く、パッケージ・ベンダーの31.2%よりも多かった。パートナーを頼りにしている企業が多いという実態が浮かび上がった。



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