2010『ERP市場の最新動向』

    IT投資予算額、2010年度は横ばい 減少傾向に歯止め
国際会計基準(IFRS)対応は「事前調査・勉強段階」が約70%
具体的実施段階の企業は約15%
ERPの企業導入率は、前年比7.9ポイント増と順調な伸び


企業アプリケーション・システムの導入状況に関する調査
〜ユーザーアンケート調査報告書〜

 ■ 紹 介
タイトル 2010『ERP市場の最新動向』 企業アプリケーション・システムの導入状況に関する調査
資料NO ERP-14001
著者 ERP研究推進フォーラム・情報サービスグループ/日経BPコンサルティング
発行 ERP研究推進フォーラム
発行日 平成22年(2010)6月(初版)(211頁)
販売価格
一般価格 65,100円(税込)
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備考
調査設計 ERP研究推進フォーラム/日経BPコンサルティング
調査実査 日経BPコンサルティング


 ■ 調査概要

調査目的 国内企業におけるERPを中心としたアプリケーション・システムの導入状況を調査
 
調査項目 経営課題、情報システムの課題、IT投資(2年度分)・ERP投資の実態、企業アプリケーション・システムとERPへの取り組み、ERPに対する期待度と満足度、ERPの導入・変更状況、国際会計基準(IFRS)への取り組みなど
 
調査対象      
調査対象
注1)サービス業・その他=不動産、電気・ガス、運輸、その他サービス
 
  [調査方法]   郵送法(アンケート調査)
 
  [回収状況]   発送数:2500件、有効回答数:196件、回収率:7.8%
 
  [回答者]   %は構成比で無回答を除く。 ( )内は前回2009年調査
      業種
製造・建設:64.3%(58.4%)
流通:12.8%(15.3%)
金融:9.7%(11.1%)
サービス業・その他:13.2%(15.2%)
売上高
1000億円以上:25.3%(32.3%)
300億円以上1000億円未満:38.5%(33.5%)
300億円未満:36.3%(34.2%)
従業員数
1000人以上:42.4%(41.2%)
300人以上1000人未満:47.4%(51.1%)
300人未満:10.2%(7.7%)
 
  [調査期間]   2010年1月29日〜3月11日
調査設計: ERP研究推進フォーラム・情報サービスグループ
日経BPコンサルティング
調査実査: 日経BPコンサルティング
 
  ◆図内の構成比(%)の合計が、単位繰上げのために100.0%とならない場合があります。

 ■ 目 次
目次
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 ■ 要 旨
ERPの導入率は、「導入済み利用中」(38.5%)と「導入範囲を拡大中」(5.6%)、「製品を決定し導入作業中」(5.1%)を合計して49.2%になった。2009年調査よりも7.9ポイント増加した。業種別でERP導入率が最も高いのは製造・建設業の57.0%(2009年調査は50.5%)である。次にERP導入率が高いのは流通業の48.0%(同41.7%)、サービス業・その他の32.0%(同33.4%)、金融業の21.1%(同2.9%)である。売上高規模別にみると、ERP導入率が最も高いのは3000億円以上と1000億〜3000億円未満の66.7%(2009年調査は順に60.0%、56.7%)で、売上高規模が大きくなるほど、ERP導入率が高い傾向がある。
 
「ERP導入企業」が現在までに投じたERP総投資額は平均6億6250万円(2009年調査は21億8050万円、2008年調査は11億9470万円)だった。今年(2010年度)のERPプロジェクトに関する投資額は、平均9430万円(2009年調査は1億7190万円、2008年調査は2億3900万円)だった。
 
上場企業に対して2015年にも強制適用される見通しの国際会計基準(IFRS)について取り組み状況を、今回調査で初めて尋ねた。「具体的実施段階企業」(「計画段階」〜「実施段階」にある企業)は14.6%、「事前調査・勉強段階」の企業が69.1%、未対応の企業が16.2%だった。
 
国際会計基準(IFRS)導入に伴う課題として回答が最も多かったのは、「システム対応」(62.9%)だった。次いで、「導入コストや予算」(48.6%)、「IFRSに対応する理解不足」(46.3%)という結果になった。
 
企業アプリケーション・システムへの取り組みに対する基本方針で回答が多かったのは、順に「独自開発」(47.2%)、「ERPパッケージ利用」(31.6%)、「他の業務パッケージ利用」(14.0%)である。


■F1.業種別 回答分布
 
回答企業を業種別にみると、製造・建設業(選択肢1〜12)が64.3%(2009年調査は58.4%)、流通業(同13)が12.8%(同15.3%)、金融業(同14)が9.7%(同11.1%)、サービス業・その他(同15〜21)が13.2%(同15.2%)だった。2009年調査と比較すると、製造・建設業が増加、そのほかの3区分が微減である。

レポート記載・業種
【製造・建設業=1〜12】
    1.農林・水産・鉱業 2.建設・土木 3.化学・薬品 4.食品 5.石油・ゴム 6.繊維・紙・木材 7.鉄・非鉄金属・窯業 8.輸送機械・関連部品 9.一般機械 10.電機・精密機械(コンピュータ製造を除く) 11.コンピュータ製造 12.その他製造業
【流通業=13】
    13.商社・卸売・小売
【金融業=14】
    14.銀行・保険・証券・信販
【サービス業・その他=15〜21】
    15.不動産 16.運輸・倉庫 17.通信 18.電気・ガス 19.放送・新聞・出版・印刷・映画 20.その他サービス業 21.情報処理サービス
    
業種
業種
 
■F2.売上高別 回答分布
 
売上高規模によって回答企業を3区分に分けると、1000億円以上が25.3%(2009年調査は32.3%)、300億円以上・1000億円未満が38.5%(同33.5%)、300億円未満が36.3%(同34.2%)だった。300億円以上・1000億円未満と300億円未満の回答企業の割合が増え、1000億円以上が減少した。

1.50億円未満
2.50億円〜100億円未満
3.100億円〜300億円未満
4.300億円〜500億円未満
   5.500億円〜1000億円未満
6.1000億円〜3000億円未満
7.3000億円〜1兆円未満
8.1兆円以上
売上高
 
ERPの企業導入率は、前年比7.9ポイント増と順調な伸び
(売上高3000億円以上の企業 ERP導入率は66.7%)
ERPパッケージの取り組み状況を尋ねた。選択肢の中で「導入済み利用中」(38.5%)と「導入範囲を拡大中」(5.6%)、「製品を決定し導入作業中」(5.1%)を合計したERP導入率は49.2%になった。2009年調査よりも7.9ポイント増加した。
業種別でERP導入率が最も高いのは製造・建設業の57.0%(2009年調査は50.5%)である。次にERP導入率が高いのは流通業の48.0%(同41.7%)、サービス業・その他の32.0%(同33.4%)、金融業の21.1%(同2.9%)である。
売上高規模別にみると、ERP導入率が最も高いのは3000億円以上と1000億〜3000億円未満の66.7%(2009年調査は順に60.0%、56.7%)である。売上高規模が大きくなるほど、ERP導入率が高い傾向がある。
ERPの導入状況

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