新版 間接費の管理
 ◆ 紹 介
タイトル: 新版 間接費の管理
−ABC/ABMによる効果性重視の経営−
著者: 櫻井 通晴
発行: 株式会社中央経済社
発行日: 1998年10月15日(初版発行)
 ◆ 目次
序章
第1章 企業環境の変化と間接費管理の重要性
◆ はじめに
I 現代の経営の特徴
(1) グローバリゼーション
(2) 生産方式の変化と工場自動化
(3) 情報技術
II 原価・収益構造、悪化の原因と対策
(1) 製造間接費の飛躍的増加現象
(2) 販売費の傾向的増加現象
(3) 間接費の増加項目とその原因・対策
(4) 資本利益率の低下
III 効果性重視の経営の意義とその必要
(1) 戦後から現代までの経営目標の変遷
(2) 効果性重視の経営の本質
IV リエンジニアリングと間接費の管理
(1) なぜリエンジニアリングが必要か
(2) リエンジニアリングの特徴
(3) リエンジニアリングと間接費の管理
(4) リエンジニアリングと従業員の抵抗
第2章 ABCの意義と基礎概念
◆ はじめに
I 間接費配賦の意味と経営
(1) 間接費の意味と配賦
(2) 間接費配賦への満足度
(3) 現行の間接費配賦計算の改善法
(4) マシン・レート法の経営上の意義
II ABC誕生のの背景-工場自動化と複雑な支援コストー
(1) 伝統的生産方式と製造間接費の配賦
(2) 工場自動化の進展と製造間接費の配賦方法のあり方
III ABCの意義とその計算構造
(1) ABCの意義と本質
(2) ABCにおける製造間接費の測定方法
(3) 資源作用因と活動作用因
(4) 日本企業にとってのABCの意義
IV ABCの基礎概念
(1) 長期変動費の概念とその現代的意義
(2) 資源消費のモデル
(3) 原価作用因
V ABCが適する企業と日米の実施状況
(1) ABC導入の環境条件
(2) 経営者のニーズ、企業文化とABC
(3) 環境条件と経営者ニーズのグリッド
(4) 日米のABC実施状況
第3章 ABC導入の方法とモデルケース
◆ はじめに
I ABC導入のステップと導入準備
(1) 活動の識別
(2) 活動センターの設置
(3) 原価作用因の決定
(4) 原価計算対象への活動原価の割り当て
II ABCによる原価報告
(1) ABCによる原価報告の特徴
(2) ABCによる原価報告と伝統的な原価報告
III ABCによる製造企業のモデルケース
(1) ABCの設計
(2) 原価計算対象の決定
(3) 資源の原価と資源作用因
(4) 活動別の原価作用因
(5) 活動のコーディングと階層別分析
(6) 活動規準分析の実行結果
(7) ABC導入の留意点
IV ABC導入の環境条件
(1) トップ・マネジメントの指示
(2) 参加者の理解と強力
(3) システム設計への接近性
◆ まとめ
第4章 ABMによる業務改革 (リエンジニアリング)
◆ はじめに
I ABCの意義とその限界
(1) ABCとABMの関係
(2) ABC導入の効果
(3) 初期のABCの特徴
(4) 初期のABCへの期待と挫折
II ABMの意義・本質・方法
(1) ABMの意義と本質
(2) ABMによる活動実績の改善
(3) ABMのためのプロセス価値分析
(4) プロセス・マッピング
(5) ABMの特徴
III ABMの実施と視点の変化
(1) 利益・原価の諸概念の変革
(2) 弾力的な計算のシステム
(3) 組織と企業文化の変革
IV 企業の価値連鎖分析への適用
(1) 価値連鎖分析
(2) 顧客別収益性分析
(3) 活動マッピング
(4) ベンチマーキング
(5) コア・コンピタンス
V ABMのリエンジニアリングへの活用
(1) ABMは業務改革に役立つか
(2) ABMのリエンジニアリングへの活用の理由
(3) リエンジニアリングの現況
◆ まとめ
第5章 ABMによる原価低減
◆ はじめに
I 活動・機能・プロセス・タスクの関係
(1) 活動とタスク、オペレーションとの関係
(2) 活動と取引、機能との関係
(3) 機能、活動、タスクの関係
(4) プロセスの意味とプロセス原価計算
(5) 機能、プロセス、活動、オペレーションの階層関係
II 活動会計とABM
(1) 活動会計の意義
(2) 活動会計とコスト・マネジメント
(3) 活動会計のABMへの合意
III 活動分析における非付加価値活動の排除
(1) 活動分析における活動の分類
(2) インタビューによる活動の分析
(3) ABC/ABMにおける付加価値・非付加価値
(4) 非付加価値の測定と分析
IV 付加価値分析の経営への適用
(1) 付加価値分析と原価計算の役立ち
(2) 非付加価値分析のリエンジニアリングへの活用
(3) 非付加価値分析の意味とその活用方法
◆ まとめ
第6章 ABCと制約理論(TOC)との対決と共存
◆ はじめに
I TOCの管理会計上の意義
(1) TOCの基本的前提
(2) TOCのステップ
II TOCを利用したプロダクト・ミックスの意思決定
(1) 計算の前提
(2) 第1のステップ
(3) 第2のステップ
(4) 第3のステップ
III TOCによる会計批判
(1) TOCにおける伝統的会計の批判
(2) スループット会計
(3) TOCからのABC批判とその論点
IV TOCとABCの対決から共存へ
(1) TOCからのABC批判への対応
(2) TOCの限界とABCとの共存
(3) TOCとABCの共存の方向
◆ まとめ
第7章 ABC予算と責任会計
◆ はじめに
I ABC予算の意義・目的と作成方法
(1) ABC予算の意義と目的
(2) ABC予算のプロセス
(3) ABC予算の作成方法
II ABC/ABMと責任会計
(1) 伝統的な責任会計制度
(2) 新しい責任会計制度の構築
(3) 新しい責任会計制度と業績評価
III ABC予算によるホワイトカラーの生産性向上
(1) ホワイトカラーの生産性向上
(2) サービス活動の活動分析
(3) 伝統的予算の限界とABC予算
(4) ABC予算がホワイトカラーの生産性向上に役立つ理由
IV ABC予算成功の条件
(1) ABC予算の実施範囲
(2) ABC予算成功の条件
◆ まとめ
第8章 ABC/ABMのサービスへの適用
◆ はじめに
I 製造業とサービス業との相違
(1) 製造業とサービス業の異向
(2) ABC/ABMの導入ステップ
II サービスへの適用事例の研究
(1) 鉄道業への適用
(2) 情報処理サービス業への適用
(3) ABCの製品組合せ戦略への適用の経営上の意義
(4) 政府機関へのABCの適用
III マーケティング・コスト分析へのABCの適用
(1) マーケティング・コスト分析のためのABC導入のステップ
(2) マーケティング・コスト分析における全部原価法
(3) マーケティング・コスト分析へのABCの適用
IV 電気通信事業者へのABCの適用
(1) NTTにおけるABC適用の経緯
(2) 接続会計制度におけるABCの特徴
(3) 将来の課題
V 物流費効率化のためのABC/ABM
(1) 物流費効率化の諸方策
(2) 物流費へのABCの適用
VI ロジスティクスにおける顧客収益性分析
(1) ABCのモデル
(2) 顧客収益性の測定結果
(3) 将来の課題と展望
◆ まとめ
第9章 ABMの銀行業への適用
◆ はじめに
I 銀行業における伝統的な原価計算
(1) 原価計算の目的と計算のステップ
(2) 顧客別収益性分析
(3) 原価計算制度をABCに改訂することの必要性
II 銀行業における経営革新とABC
(1) ファーストテネシーのABCのアプローチ
(2) 製造業と銀行業の比較検討
III 銀行業に対する修正ABM
(1) ABCのための活動の分析規準
(2) 譲渡性預金と商業貸付
IV 内部ベンチマーキング
(1) 内部ベンチマーキングのプロセス
(2) 内部ベンチマーキングの結果
◆ まとめ
第10章 ABCによる原価計算システムの設計
◆ はじめに
I ABC/ABMシステムの導入方法
(1) 原価計算システムを前提としないABCアプローチ
(2) 原価計算システムに基づくABCシステム
(3) アメリカ企業のABC導入の実態
II 原価計算システムの設計
(1) 目的別の複数の原価計算制度
(2) 原価計算の目的とわが国の実態
(3) 総合原価計算制度
III 「原価計算規準」とABC
(1)「基準」改訂の必要性
(3) ABCと「基準」
◆ まとめ
第11章 ABC/ABMパッケージソフトの選択
◆ はじめに
I アーキテクチャー
(1) 原価分解アプローチ
(2) モデル・アプローチ
II ABCパッケージソフトの最近の発展
(1) データウェアハウス
(2) データベースとDSSツールとのリンク
(3) ABCソフトの総合パッケージ
(4) 相互原価計算
III ソフト選択に当たっての方法論と留意事項
(1) コンサルタントと中小の専門業者の用意するソフトの活用
(2) 互換性
(3) ソフトの価格
(4) ABCソフトウェア購入のチェックリスト
IV ABCソフトウェア業者とABCソフト
(1) ソフトウェア業者のリスト
(2) 主要なABCソフトの特徴
◆ まとめ
第12章 ABC導入のケースーその1
◆ はじめに
I A者の概要とABC導入の目的
(1) A者の経営管理制度
(2) ABC導入の背景
II ABC導入の経緯
(1) コンピュータ会社の協力
(2) ABC導入の歴史
III ABC実施の組織と担当者
(1) 業務効率推進部
(2) ABCと技術出身の責任者
IV 資源・活動・ドライバーの選定
V 基本機能・機能・活動の階層関係
VI ABCに必要なシステム・帳票書類・データ
(1) C/Sシステム
(2) 原始データの入力
VII ABC情報の活用とABC導入の効果
(1) ABC情報の活用
(2) ABC導入の効果
(3) ABCの問題点
◆ まとめ
第13章ABC導入のケースーその2
◆ はじめに
I ABC導入の背景と目的
(1) ABC導入の背景
(2) ABC導入の目的
II ABCの担当組織と管理対象の組織
III ABCと他の会計システムとの関係
(1) 標準原価計算と原価企画
(2) 財務会計との連動性
IV ABCの推進方法
◆ まとめ
第14章 ABMによる標準原価計算制度の改革
◆ はじめに
I 伝統的な原価計算の方法
(1) 標準製品原価算定の方法
(2) 標準原価差異分析
II ABMのステップ
(1) 活動センターの設定
(2) 製品別活動量消費率の算定
(3) 標準製品原価算定の方法
III ABMによるコスト・レポートの改善
(1) 実際製品製造原価
(2) 原価差異分析
(3) 活動原価の報告
IV 新しい原価計算方法の特徴
(1) 単一の原価計算精度
(2) 少数の活動センター
(3) 標準原価計算の採用と活動別の原価差異分析
◆ まとめ
付録
結章
<文献目録:欧文文献>
<文献目録:和文文献>
索引

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