<ネット経済>が完全に離陸した米国。Eコマース元年といわれた98年のBtoC市場規模は100億ドル、翌99年は525億ドルととどまる所を知らない成長を続けた。だが昨99年から2000年初めにかけ、いくつかの有力調査機関が主だったBtoCネット企業の資金枯渇の情報を伝え、その後実際に身売りの動きも出るなど、ネガティブなニュースが相次いだ。こうした動向や「BtoCはもう終わりだ」との声に対するわれわれの考えは、米国BtoCにも淘汰、サバイバルの時期がやってきたと見るべきだというものである。BtoC分野での最終的な覇権獲得をめざす闘いは助走期を終え、明らかに第二段階に入った。それがわれわれの判断である。このVol.2ではその観点から、純粋クリックモデル、クリック&モルタルモデルの代表的米国企業50社の最新動向とビジネスモデルを浮き彫りにした。日本企業がこれらの事例から学ぶものは多い。