BtoC、BtoBの各編で日米のリーディングカンパニー分析を行なってきたレポートに続くVol.5は、「全体構造と市場分析」と題する総括編である。日本企業を対象に、現段階と見通しをトータルに記述している。
社会への影響度と拡がりの観点から見た時、IT関連の全テーマの中で、恐らくEコマースほどそれが深く広いものはほかにない。それはEコマースが、商業行動というわれわれの社会の基底を成し、かつ日々のダイナミックな活動そのものでもあるような部分と密接に結びついているからである。それが大きく変換する。
では何がどのように変わるのか。その変換を考察する問題意識の構成要素とは何なのか。またEコマースが直接その上に乗る各インフラや端末、ソフトウェアの市場はどんな状況になっているのか。最新のデータとリサーチに基づき、これら全てに解答を与えようとした試みがこのVol.5である。これほどのトータルな問題意識で本テーマに取り組んだ前例は、わが国ではほかにない。